銭淵公園 豊かな自然と歴史を求めて
銭淵公園(ぜにぶちこうえん) 豊かな自然と歴史を求めて
南魚沼市六日町、弊店「たいせいや」から車で5分程度です。
銭淵はかつてこの一帯に存在した魚野川の淵の名称で銭淵公園の名はこれに由来します。
長尾政景や上杉景勝、直江兼続の居城として名高い坂戸城。
永禄7年(1564年)7月5日、坂戸城主長尾政景(上杉景勝の父)と千手城主下平吉長が野田尻淵で船遊びの最中に争いとなり、二人とも溺死したが、野田尻淵は、ここ銭淵とする説が有力である。
政景の亡き後、供養のため参詣に集まった人々がこの淵に六道銭を捧げたと伝えられており、そのことが「銭淵」と称するようになったという。
銭淵公園では豊かな自然だけでなく、南魚沼の歴史や文化にも触れることができます。
公園では四季折々の花が咲き、整備された遊歩道をのんびりと散策できます。広い芝生に小川も流れていて、休日には家族連れが大勢訪れます。奥の山が坂戸山(634m)。坂戸城跡は国指定の文化財、カタクリの群生地としても有名です。
2009年放映のNHK大河ドラマ「天地人」は郷土の英雄、直江兼続公の人生を描いたドラマ。銭淵公園は、上杉景勝、直江兼続主従が幼少を過ごした坂戸城が築かれていた坂戸山の麓にあります。喜平次(のちの上杉景勝)と与六(のちの直江兼続)もいます。
日本庭園風の公園です。春は100本以上もの様々な桜の木が一斉に花を咲かせる、桜の花見スポットです。撮影は桜の時期を2週間ほど過ぎてしまいました。
鯉もいっぱい泳いでいます。春には満開の桜や水芭蕉、梅雨時にはあじさいの花、そして夏には青々と茂る夏草を、秋には坂戸山の紅葉を楽しむことができ、訪れる時期によって様々な花を観賞することができます。
坂戸山での登山は、ゆっくり歩いて往復3時間程度。山頂から眺める絶景を求めて、年間を通して多くの人々が訪れます。銭淵公園を散策し、六日町温泉で汗を流して、郷土料理と日本酒を堪能。まさにゴールデンコースです。
喜平次(のちの上杉景勝)と与六(のちの直江兼続)が学んだ庵寺 雲洞庵(うんとあん)へ行く